ID　：　14424

公開日　：　2009年 12月16日

タイトル

白保でフクギ植樹も　八商工観光コース生徒らが島人ツアーガイド

新聞名

八重山毎日オンライン

元URL.

http://www.y-mainichi.co.jp/news/15031/

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八重山商工高校商業科観光コースの生徒が企画運営する「3回島人向け観光ツアー」が13日、石垣島島内で行われ、先着26人の市民が参加した。今回から新たにカーボンマイナスツアーの考え方を参考にフクギを植樹する試みも取り入れた。
　ツアーはバスで島内を1周しながら、仲間満慶の墓、玉取展望台、新石垣空港見学台、牧場などで下車。生徒20人がガイドを担当し、「鷲ぬ鳥節」「鶴亀節」「船越節」「赤馬節」など土地にまつわる民謡も披露した。　出発前には八島町防波堤の消波ブロックの下に散乱するごみの実態もみてもらい、環境問題への関心を促した。ツアーによって排出される二酸化炭素を吸収する取り組みとして、白保にある牛種子牧場内に50センチの苗40本を植えてもらった。
　参加した地元の女性は「島のに住んでいるのに島のことを知らないことが多かった。島の良さを再認識させられた」と話した。　　観光コースの桃原優子さん(3年)はフクギの植樹会場で「先輩がつくった伝統行事なので自分たちにできるか心配だったが、お客さんに喜んでもらっている。ガイドをする一人ひとりが細かく調べて深いところまで(島のことを)知るようになった」と充実した表情をみせた。

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