ID　：　14381

公開日　：　2009年 12月11日

タイトル

林業経営の功績認められ　大町の男性が「長官賞」受賞

新聞名

信濃毎日新聞

元URL.

http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_138415

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大町市社松崎の農林業高橋鴻生（ひろお）さん（６７）がこのほど、長年の林業経営の功績が認められ、林野庁長官賞を受賞した。昭和５０年代から林業に従事し、現在も１００ヘクタール以上の山林を管理。高橋さんは１０日、「（林業は）趣味みたいなもの。受賞はうれしいというより、照れくさい」と笑顔で話した。
　高橋さんは同市社地区で、スギやヒノキなどの人工林６３ヘクタールと天然林５４ヘクタールを所有。会社勤めを辞め、１９７８（昭和５３）年から林業に携わった。「森林組合の役員に選ばれたことが、本格的に林業を行うきっかけになった」と話す。
　切り出した木を運び出す道路網を山林内に３キロ余整備。枝打ちロボットを使った手入れも続けている。８０年に植えた約１５００本のヒノキは現在、県の「間伐見本林」に指定されている。
　「あちこちの道端の山林を見ても、手入れがされていないやぶが多く残念」と高橋さん。「間伐が行き届いた林は気持ちの良いもの。山で働く人がもっと増えてほしい」と話している。

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