ID : 14315
公開日 : 2009年 12月 9日
タイトル
YKK AP、バイオマスボイラーの導入で年間3500tのCO2を削減
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新聞名
nikkei BPnet
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元URL.
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20091204/102760/
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元urltop:
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写真:
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YKK APは、宮城県大崎市の東北事業所にバイオマス(生物資源)燃料向けボイラーを導入した。同事業所内で製造する木質ペレットが燃料で、発生した蒸気は生産ラインなどに供給。化石燃料の利用を抑えられるため年間約3500tのCO2を削減する。
同事業所は樹脂窓、 複層ガラスなどの寒冷地向け商品やエクステリア商品、木質インテリア商品を生産する東日本最大の建材専門工場。木質商品の生産過程で排出される木材の粉などを圧縮成型して固形燃料、木質ペレットに加工しバイオマスボイラーの燃料に利用するほか、ボイラーの燃焼で発生する熱源を蒸気として回収し、生産ラインで活用する。
同社は天然ガス、高効率機器の導入や、エネルギー管理の徹底などで2008年度までに1990年度比の国内実績で約13%のCO2を削減した。今回、一層のCO2削減を図るため、バイオマスボイラーを導入した。削減するCO2排出量の約3500tは、同事業所の総排出量約5万5000tの約6%に当たる。