ID : 14318
公開日 : 2009年 12月 9日
タイトル
山梨市エコハウス:CO2半減、モデル住宅をJR山梨市駅前に建設
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20091205ddlk19040097000c.html
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元urltop:
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写真:
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一般家庭から排出される二酸化炭素(CO2)量の削減を目指し、山梨市は太陽光発電や木質バイオマスなどを活用したモデル住宅「山梨市エコハウス」をJR山梨市駅(同市上神内川)前に建設する。7日に着工し、来年3月末に完成予定。同市環境課新エネルギー推進室によると、平均的な一般家庭のCO2排出量の半分しかCO2を出さないという。
環境省が進める「21世紀環境共生型のモデル整備事業」の一環。全国20の自治体が補助対象に選ばれ、県内では山梨と都留の2市が、それぞれの地域の気候や特色を生かしたエコハウスの普及に取り組むことになった。
山梨市のモデル住宅は、木造2階建てで、述べ床面積約160平方メートル。寒暖の差が激しい気候の中で、年間を通じてエアコンに頼らず生活できる家だ。
窓の向きや屋根の形を工夫することで太陽熱や風通しによる温度調整を可能するほか、冬は果樹のせん定枝を燃料とするペレットストーブで暖をとる。地域性を生かし、雨水をワイン樽にためて家庭菜園の水やりに活用するシステムなども取り入れる予定だ。
諸経費を含む総事業費約1億円は環境省が負担する。市新エネルギー推進室は「完成したモデル住宅の設備を市民に直接体験してもらい、一般家庭にも技術や知識を広めたい」と話している