ID : 14145
公開日 : 2009年 11月27日
タイトル
ログハウス:お遍路さんの休憩所に 中村高等技術学校の実習生2人が建設
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20091126ddlk39040655000c.html
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元urltop:
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写真:
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間伐材利用し学校で製作、土佐清水の市有地に移築 県立中村高等技術学校(四万十市具同)総合住宅サービス科の訓練生2人が、土佐清水市大岐の市有地にお遍路さん用のログハウスを建設している。休憩所として使ってもらおうとの考えで、30日にも完成させる。
同校は他にも木造建築、左官・タイル施工科があり、6カ月から2年間で職業に必要な技術や知識を学ぶことができる。最近は少子化による子どもの減少に加え、進学志向で訓練生の減少が続いていることから、学校をPRしようと4年前から地域貢献活動を実施している。
建設しているのは、実習生の植木茂光さん(61)と影山安男さん(53)。ログハウスは四万十市西土佐産の間伐材を利用して学校で製作したもの。有効活用できないかと土佐清水市に相談したところ、お遍路さんの休憩所として利用したいという申し出があり、移築することにした。
25日は、指導員の金子国彦さん(65)と宮本幸輝さん(59)も加わり、計4人で加工した木材を運び、鉄骨を入れ、クレーンで木材をつり上げて次々と組み立てていった。室内の広さは約9平方メートルで高さは約4メートル。セメントでテーブルとイスも設置し、防腐塗装や、磨きなどをして完成させる。
実習生2人は「せっかく作ったので利用してもらえたらうれしいですね」といいながら作業に汗を流していた。