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ID : 14028
公開日 : 2009年 11月13日
タイトル
倒木、流木を燃料に 台風被害で堆積、無償回収
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20091112-OYT8T01299.htm
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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松阪の組合
チップ化するために持ち込まれた倒木の山 松阪市の森林組合や製材業者などでつくる「ウッドピア木質バイオマス利用協同組合」(田中善彦理事長)は、10月の台風18号の暴風雨で倒れた木などを回収し、燃料として再利用する取り組みを進めている。同組合では「化石燃料の使用を抑え、二酸化炭素の削減にも貢献できる」と話している。
 同組合は2006年5月に発足した。間伐材や建築廃材などを専用機械で破砕してチップにしたうえ、今年1月から松阪市嬉野新屋庄町で稼働している「松阪木質バイオマス熱利用協同組合」管理のバイオマス熱供給施設で燃料に加工し、民間企業に売却している。
 台風18号来襲時、同市の山間部では、倒木や伐採したまま放置されていた間伐材が流出し、それら大量の廃材が河川敷や松阪港内に堆積(たいせき)した。
 バイオマス利用協同組合では、こうした流木や、地域の清掃活動で回収された倒木を無償で引き取るなど、県や同市、津、伊勢市、多気郡などの近隣市町から受け入れている。これまでに約240トンが持ち込まれ、組合員が重機で1メートル前後に切ったうえ、チップに加工している。作業は今月末まで続けられる。同組合の西川幸成理事(44)は「自治体からの問い合わせも多く、社会貢献の一環として始めた。台風で被害を受けた自治体や地域の役に立てれば」と話している。
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