ID : 14027
公開日 : 2009年 11月10日
タイトル
東京電力、石炭と木質バイオマスの混焼発電を計画
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新聞名
nikkei BPnet
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元URL.
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20091110/102610/
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元urltop:
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写真:
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東京電力は、茨城県東海村の常陸那珂火力発電所で、石炭と木質バイオマス(生物資源)燃料の混焼による発電を進める。2012年度の運転開始を目指し、木質バイオマス燃料の受け入れと混焼の実現に向けて設備を建設する。
同発電所は石炭火力で出力は100万kW。計画では木くずなど主に海外の林地残材や製材所・植物油工場などで発生する未利用の木質原料を圧縮成形した木質バイオマス燃料を約3%の割合で石炭と混ぜ、微粉炭機で粉砕した後に燃焼して発電する。
木質バイオマス燃料の使用量は年間約7万tとなる見通し。一般家庭約2万世帯分の年間CO2排出量に相当する年間約11万tのCO2を削減できる。
同社は木質バイオマス燃料の導入を再生可能エネルギーの拡大と位置づけて開発を進めていく。