ID : 13923
公開日 : 2009年 11月 6日
タイトル
森林整備協定:白川上流に「100年の森」 熊本市、3町村と結ぶ
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20091106ddlk43010521000c.html
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元urltop:
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写真:
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熊本市は5日、地下水を守る水源かん養林「100年の森」計100ヘクタールを白川上流に造るため、大津町、西原村、南阿蘇村と森林整備協定を結んだ。
市は上水道をすべて地下水で賄っており、水源保全のため白川、緑川上流の6町2村約670ヘクタールで植樹と管理をしている。今回協定を結んだのは俵山周辺を中心とする100ヘクタール。市は町村から土地を借り、ケヤキやコナラ、ヤマザクラなどの広葉樹30万本を今後5年間で植え、2109年までの100年間、下草刈りや間伐などをする。
町村側は高齢化で野焼きなど原野の手入れが難しくなっており、市の管理で広葉樹林を作ることは景観保全や観光の面でメリットがあるという。
4市町村長は県庁で蒲島郁夫知事の立ち会いで協定書にサインをした。幸山政史市長は「地下水はかけがえのない財産で、森林整備事業などにこれまで以上に努力していきたい」と述べた。