ID : 13656
公開日 : 2009年 10月19日
タイトル
間伐材利用で坂崎小が奨励賞
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20091020/CK2009102002000030.html
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元urltop:
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写真:
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幸田町坂崎小学校が、間伐推進中央協議会の間伐・間伐材利用コンクールの「暮らしに役立つ間伐材利用部門」で、審査員奨励賞を受賞した。学校では全国唯一の入賞となる快挙。 6年生37人が1年以上かけ、岡崎市額田地域のボランティアと協力して山林の働きや間伐の必要性を学習。実際に杉林の間伐作業を体験し、切り出した丸太でブランコ4台や、輪切りの断面を利用したペンダントを作った。 丸太の加工には、児童の祖父の地元大工らが協力。できあがったブランコを近くの坂崎保育園と町民会館に1台ずつ寄贈し、地元との触れ合いを進めたことも評価された。 原田沙樹さん(12)は「間伐はお世話になっている山への恩返し。丸太を大事に使ったことが賞につながり、よかった」と笑顔。田方颯海(はやみ)君(12)は「ブランコをプレゼントしたら、とても喜んでもらえた。これからも、いすなどたくさん作りたい」と意気込みを語った。 同コンクールは、健全な森林づくりに必要な間伐材の利用を促進するため、林業関連の全国17団体でつくる同協議会が主催。全国の林業会社やNPO法人、大学、高校などから92件の応募があった。