ID　：　13657

公開日　：　2009年 10月21日

タイトル

スギ間伐材でベンチ製作　環境問題学ぶ／指宿小

新聞名

南日本新聞

元URL.

http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=20005

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写真:

　

指宿市の指宿小学校で１６日、６年生の児童４８人が木製のベンチの組み立てに挑戦した。特定非営利活動法人（ＮＰＯ法人）「縄文の森をつくろう会」が、子どもたちの環境学習のためにと３台分の材料となるスギ間伐材を提供した。　児童は、同会顧問の伊地知容敏さん（７２）＝同市大牟礼１丁目＝から古代の針葉樹や広葉樹、森の役割などについて教室で話を聞いた後、早速、校庭でベンチの組み立てに取りかかった。　ベンチは長さ２メートル、高さ０．８メートルで、同会が背もたれ、腰掛け、脚の部位に合わせてあらかじめ採寸、カットした材料を準備。児童は同会のメンバーらの手ほどきを受けながら、電動ドライバーを使ってビスを一カ所ずつ丁寧に打ち込み組み立てていった。　完成後は校内にあるふれあいの森にベンチを設置し記念撮影。中城友作君（１２）は「僕らが大人になってもずっと残っていてほしい」と話し、今村真里奈さん（１１）は「１年生から６年生まで、みんなで大事に使ってくれれば」と、手作りのベンチの出来に満足そうだった。

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