ID : 1430
公開日 : 2006年 8月 4日
タイトル
松くい虫?深浦でクロマツ変色
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新聞名
東奥日報
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元URL.
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20060805094937.asp
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元urltop:
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写真:
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深浦町松神地区で赤褐色に変色し先端が枯死しているクロマツが見つかり、松くい虫被害を受けている疑いがあることから、県西北地方農林水産事務所と県林業試験場は四日、木のサンプルを採取するなど調査に乗りだした。 同試験場での検査でサンプル内の線虫の有無を調べ、線虫がいた場合、松くい虫の病原体マツノザイセンチュウかどうかを森林総合研究所東北支所(盛岡市)で詳しく調べる。
問題のクロマツが見つかったのは、同町森山漁港近くの茶右衛門館(森山城跡)と呼ばれる標高三七メートルの小高い山の頂。変色した三本のクロマツのうち二本を調査対象とし、同事務所の担当者がドリルで穴を開け、サンプルを採取した。
同漁港の沖合約三百メートルの汐ケ島に自生するクロマツの一部も変色しており、近く調査する。
秋田県の松くい虫被害の北限が、本県との県境から二百五十メートル地点まで北上しており、同事務所の細川正義林業振興課長は「本県での被害防止に向けて、さらに調査を強化していきたい」と話した。
※写真=松くい虫被害が疑われるクロマツからサンプルを採取する関係者