ID : 13614
公開日 : 2009年 10月15日
タイトル
地域材使いCO2削減 馬瀬の「美輝の里」にペレット燃料ボイラ
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20091017/CK2009101702000023.html
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元urltop:
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写真:
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下呂市馬瀬の市管理温泉宿泊施設「美輝の里」は、地域間伐材などで作った木質燃料ペレットを活用したボイラーを導入し16日、完成式をした。省エネルギー、二酸化炭素(CO2)の排出量削減を図り、環境にも優しい施設を目指す。 市などによるとボイラーは、45トンの水を1時間で10度上げる能力を持つ。二次燃焼装置を備えており、煙を出さず、灰も自動に排出できる。炉内温度は1000度を超え、施設の給湯などに使う。事業費は国や県などの補助を受けて約4500万円。 ペレットは、市内の間伐材や林地残材を利用し、年間約500トンを見込む。施設ではこれまで、年間約350キロリットルの灯油を使用してきたが、新施設の導入で、うち3分の2を木質燃料で賄うことができる。 二酸化炭素排出量は約700トン削減できる見込み。経費は原油高騰期と比べると半分程度で済むという。 式には、市や県の関係者ら約30人が出席。加藤久人総支配人は「地域材を有効に活用、環境にも優しい施設として力を尽くす」などと話した。