ID : 13567
公開日 : 2009年 10月15日
タイトル
チェーンソー実習に汗 木曽青峰高の2年生30人
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20091014/CK2009101402000006.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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木曽町の木曽青峰高校森林環境科2年生30人は13日、同町の同校演習林で間伐作業をしながら、チェーンソーの使い方を学んだ。木材伐採に欠かせない道具であるチェーンソーの扱いに慣れることで、森林での作業に役立てようとの試み。生徒たちは、慣れない手つきで機器を安定させながら、木を切り倒していった。 県林業士会木曽支部などの7人が指導役となり、作業前にチェーンソーの構造や燃料の扱い方などを説明。木が倒れる方向を決める受け口の切り方について「倒したい方向に人がいないことを確認するように」と注意を促した。 生徒たちは7班に分かれ、2ヘクタールの演習林に分散。指導役の職員から木を倒す場所を聞かれ「こっちの方角ですかね」と弱々しく話した生徒も、高さ約15メートルの木を切り倒すと「すげえ!」と笑顔に。枝が引っ掛かったときには、仲間と協力し特殊なレバーを使って木を回転させるなどして斜面に倒した。 同科2年の富田翔太君(17)は「うまく倒れなかったおかげでいろんなことが試せて勉強になった」、吉川正樹同会木曽支部長は「参加した生徒の中から、将来山に入る人が出ればうれしい」と話した。