ID : 13436
公開日 : 2009年 10月 1日
タイトル
児童ら、間伐体験通して環境保護学ぶ
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20091002-OYT8T00396.htm
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元urltop:
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写真:
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豊田の市有林で
愛知県豊田市内の小学生たちが山林での作業を通して山の環境保護の大切さを学ぶ「初めての間伐体験in勘八」が1日、同市勘八町の勘八市有林で行われた。
市の面積の約7割を森林が占める豊田市では、条例で10月を「森づくり月間」と定め、山林保全を呼びかけるイベントを開催している。児童らの間伐体験もその一つで、樹木の育成、水源の維持、土砂災害防止に不可
欠な間伐の大切さを知ってもらう狙いで、今回が2回目。足助、上鷹見各小学校の5、6年生をはじめ市幹部、市議ら計約50人が参加した。
勘八市有林にあるオイスカ中部日本研修センターに集まった参加者は、間伐を指導する市の森林ボランティアや市森林課の職員から「木を切る時は、倒す方向に切り込みを入れ、反対側から切っていく」などとアドバイ
スを受けた。
その後、10グループに分かれて樹齢約40年のヒノキの間伐を始めた。小学生たちは、大人が見守る中、ノコギリで幹に切り込みを入れたり、倒した木の枝を払ったりと、汗びっしょりで作業に打ち込んでいた。
上鷹見小5年の鈴木郁弥君(10)は「間伐は初めてで、木が堅くて切るのが難しかった。間伐の大切さが分かったので、またやってみたい」と話していた。