ID : 13299
公開日 : 2009年 9月22日
タイトル
胡主席「中国は再生可能エネルギーの発展に尽力」
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新聞名
サーチナニュース
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元URL.
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0923&f=politics_0923_005.shtml
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元urltop:
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写真:
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中国の胡錦濤国家主席はニューヨークで22日、中国は気候変動への対処を経済・社会発展計画に組み入れ、再生可能エネルギーと原子力エネルギーの発展などの面でより強力な措置を取ると述べた。チャ
イナネットが伝えた。
国連気候変動サミットが同日午前9時、国連本部で開幕した。胡錦濤主席は開幕式で『気候変動に共同で対処する』をテーマとした演説を行った。中国国家元首が国連の演壇で気候変動問題について中国側の立場を
詳細に述べたのはこれが初めて。
胡錦濤主席は演説の中で、「中国は気候変動問題の重要性と緊迫性を十分に認識しており、自国民と世界の人々に対する責任も大きく、引き続き気候変動問題を適切に対処できるよう努力していく」と、中国の気候変
動問題に対する姿勢を強調した。
中国はすでに『気候変動対策国家方案』を制定、実施している。中国は今後、気候変動問題への対処と経済・社会発展計画をより密接に結び付け、再生可能エネルギーと原子力エネルギーの発展などの面でより強力
な措置を取るという。
中国が取る措置は次の通り。
1、省エネ、エネルギー効率の向上に関する取り組みを強化し、2020年を目処に単位GDPの二酸化炭素排出量が2005年比で著しく低下するよう目指す。
2、再生可能エネルギーと原子力エネルギーの発展に大いに力を入れ、2020年を目処に非化石エネルギーの一次エネルギー消費量に占める割合が約15%となるよう目指す。
3、森林による二酸化炭素吸収量を増やし、2020年の森林面積を2005年比で4千万ヘクタール増、森林蓄積量を2005年比で13億立方メートル増にすることを目標としている。
4、エコ経済の発展に力を入れ、低炭素経済と循環経済の発展、気候変動問題の解決に役立つ技術の研究・開発に積極的に取り組む。