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ID : 13078
公開日 : 2009年 9月 3日
タイトル
国有林107ヘクタールに「遊々の森」 塩那森林管理署と地元自然学校
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新聞名
下野新聞
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元URL.
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090902/200839
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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塩那森林管理署(田中昌之署長)は2日までに、国有林を子どもたちの自然体験などに活用してもらう「遊々の森」制度で特定非営利活動法人(NPO法人)「那須高原自然学校」(斎藤剛郎理事長)と協定を締 結した。対象地域は大島の日光国立公園普通地域の国有林107ヘクタールで、同NPO法人は「那須北岳遊々の森」と命名。動植物や星の観察、秘密基地(隠れ家)作り、キャンプなどを実施する計画だ。
 現地はマウントジーンズスキー場と町共同利用模範牧場に挟まれ、アカマツやカラマツ、ブナ林の中に沢や滝などがある。
 周辺国有林についても、登山や沢の源流を訪ねる体験など点・線的な活動での利用が認められた。期間は今月から2014年3月末までで、更新も可能。
 同NPO法人は月内にもイベントを実施するほか、来春から本格活用。間伐など管理は同署が引き続き担い、林業体験などは共同事業として行う。
 遊々の森は林野庁が2002年度から始めた制度。森林の利用を通じ子どもたちの人格形成や知識習得につなげてもらうのが狙い。全国で約150件の協定が締結されているが、その多くが学校で面積は5ヘクタール程 度という。
 県内ではNPO法人オオタカ保護基金が、保護や観察を主目的に町内179ヘクタールで協定を締結している。今回は県内2例目だが、本格的な体験活動の場となるのは初めてで、同署は幅広い個人や団体の利用に期 待を寄せる。
 斎藤理事長は「素晴らしい森や滝があり、子どもたちや家族連れの遊びに最適な場所。ボランティアの組織化や安全対策を進め、全国の利用モデルに成長させたい」と話している。
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