ID : 13003
公開日 : 2009年 8月28日
タイトル
木質系バイオマス発電 秩父市が再始動へ
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新聞名
東京新聞
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元URL.
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090827/CK2009082702000143.html
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元urltop:
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写真:
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秩父市の久喜邦康市長は二十六日、同市上吉田の市営野外学習施設・吉田元気村に設置した、日本初の木質系バイオマス発電を九月十五日に再始動する、と発表した。
前市政の目玉施設だったが、久喜市長は年間約一千九百万円の運転経費に課題があるとして、就任した五月から一時凍結。だが森林整備や林業などの活性化のため、運転経費を約半額に圧縮して再始動することに
した。
今後の運転は、民間委託し、職員は、県のふるさと雇用再生基金を活用して、失業者八人を新規雇用。従来の職員一人を指導者に間伐材搬出やチップ加工、運転などの業務を行う。二〇一二年度をめどに、施設の民
間譲渡も検討する。
木質系バイオマス発電は、間伐材チップを蒸し焼きにし、発生したガスでガスエンジンを動かし、発電機を回して発電。発電量は一日十二時間で千三百八十キロワットで、一般家庭百二十世帯分の電気を生み出すとさ
れる。