ID : 14007
公開日 : 2009年 11月16日
タイトル
寺社修復に使用 植樹ヒノキ観察
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新聞名
読売新聞
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元URL.
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20091116-OYT8T00010.htm
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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寺社の修復に使う樹齢400~200年の木材を確保するため、奈良森林管理事務所が奈良市高畑町に設けた「春日奥山古事の森」(0・5ヘクタール)で15日、市民ら20人が散策しながら、植樹した木の生育
状況を見て回った。
同事務所によると、修復に利用される太いヒノキやケヤキは、林業の衰退で国内産だけでは不足し、台湾などからの輸入に頼っている。林野庁は2002年から、全国10か所の国有林に「古事の森」を設定して植樹。県
内ではほかに、斑鳩町の「斑鳩の里法隆寺古事の森」(1・16ヘクタール)がある。
参加者は、高さ約2メートルに育ったヒノキ約1500本の成育を観察した後、古事の森がある「地獄谷国有林」を散策。夫婦で参加した大和郡山市小泉町、無職伊藤幸昭さん(62)は「奈良は木造建築物の宝庫。後世に
残せるよう雑草の下刈りなどに協力したい」と話した。