ID : 12811
公開日 : 2009年 8月 8日
タイトル
「地域安全は住民の手で」間伐材で標語柱 曽於市財部
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新聞名
南日本新聞
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元URL.
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=18599
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元urltop:
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写真:
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曽於市財部の北地区と南地区の住民らが3日、防犯標語柱を6本街頭に設置した。地域の安全は住民で守ろうと、防犯や交通安全への意識を高めるのが狙い。間伐材を利用し、住民らが手作りした。
北地区は警察署再編で昨年9月末に駐在所が廃止され、治安低下を危ぐする声が広がっている。現在は、10キロほど離れた南地区の駐在所(警察官1人)が管轄。パトカーでの巡回はあるが、独居高齢者宅の訪問な
ど各住民との接触には手が回らないのが現状だ。
今年5月、両地域の公民館長らによる南駐在所連絡協議会が発足。防犯対策として標語柱の設置を決めた。
標語は地区の小中学生や教員、住民から募集。「友だちは傷をいやす宝物」「そお街道 事故をなくして爽(そう)快!」など12点が選ばれ、各柱に1~3点ずつ記された。
柱は直径約40センチ、高さ約3メートル。地元企業が格安で搬出し、住民らが皮はぎや文字の書き込みを行った。