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ID : 12425
公開日 : 2009年 7月 3日
タイトル
木のおもちゃ共同製作 上勝・山の楽校と四国大・井村准教授
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新聞名
徳島新聞
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元URL.
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/07/2009_124667149832.html
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元urltop:
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写真:
 
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 上勝町旭の宿泊交流施設・山の楽校(自然の宿あさひ)と四国大学生活科学部の井村雄三准教授(特別支援教育専攻)が、上勝産間伐材を使った木のおもちゃを共同製作した。積み木やこまなど8種類で、 間伐材の利用促進が狙い。順次、商品化を計画しており、5日には、おもちゃを子どもたちに楽しんでもらう体験会を町内施設で開く。
 おもちゃは、町内のスギやカシ、クヌギの間伐材を利用し、井村准教授のデザイン。手のひらサイズの立方体やいすの形をした積み木、直径約1メートルのこま、ビー玉がジグザグに組んだ木のレールを下る作品など で、木肌の美しさを生かしたり、カラフルに着色している。
 いすの形をした積み木は、1セットが40ピース。子どもが自由な発想で重ね合わせたり、積み上げたりして遊ぶことができるのが特徴。井村准教授は「特徴的な形を生かして、さまざまに組み合わせることができ、子ど もの創造性を豊かにできる」と話す。近く、この積み木を商品化第1弾として、山の楽校などで売り出す。価格は数千円の予定。
 山の楽校を運営する田上幸輝さん(60)は2年前から、木のおもちゃを手作りし、施設の宿泊客の家族連れらに貸し出している。昨年、知的障害児教育などのツールとして木のおもちゃを使っていた井村准教授を知り、 共同製作することになった。田上さんは、荒廃が進む山林の手入れにつながればと地元間伐材の使用を提案した。
 体験会は、福原の介護予防活動センター・ひだまりと産直市・いっきゅう茶屋で午前9時から午後4時まで。参加無料。
 田上さんは「間伐材でおもちゃを製作し、使ってもらうことで、少しでも間伐が進めば」と話している。
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