ID : 12315
公開日 : 2009年 6月21日
タイトル
温暖化防止の県民運動、CO2排出量に応じ寄付 現在参加は1社のみ
.
新聞名
毎日新聞
.
元URL.
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090626ddlk18010581000c.html
.
元urltop:
.
写真:
.
県は今年度から、個人や事業者に日常生活や経済活動などで排出した二酸化炭素(CO2)の分量に応じて資金を寄付してもらい、環境保護に役立てる「環境ふくいCO2削減貢献事業」を始めた。だが、同事
業に参加を表明しているのは、今のところアサヒビール(東京都墨田区)1社のみ。県は「寄付金は県内の環境保護活動に利用されるので、CO2削減の意識が身近に感じられるのではないか」とPRしている。
県が進める地球温暖化防止の県民運動「LOVE・アース・ふくい」の一環。日常的に発生させるCO2を、間伐や植林といった削減事業に資金を提供することで埋め合わせる「カーボン・オフセット」制度が注目される中、
県も同事業を「福井型カーボン・オフセット」と位置づける。
県環境政策課によると、集まった資金の使途は未定だが、環境保護NPOが実施する間伐や植林活動、家庭での太陽光発電の推進事業などに役立てる方針だ。
事業に参加する場合、県のホームページ(http://www.pref.fukui.jp/doc/kankyou/co2kouken.html)から排出量を算出する。金額は排出量1トン当たり2000円を設定。資金提供者には認定証が発行される。問い合わ
せは同課(0776・20・0302)。