ID : 11924
公開日 : 2009年 6月 2日
タイトル
『富士山 桧輝(ひのき)』の物流NWを構築
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新聞名
建通新聞
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元URL.
http://www.kentsu.co.jp/shizuoka/news/p02156.html
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元urltop:
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写真:
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「富士山 桧輝(ひのき)」の刻印がある認証材を囲む認証材委員会
マルダイ(富士市大渕)、富士ひのき加工協同組合と地域の大工・工務店、設計事務所が、富士山木造住宅協会の下部組織「森林認証材委員会」を組織し、国際基準に準じた持続可能な森林認証(SGEC)の認証を受け
た日本製紙の富士山ろく林から出るヒノキ材を、住宅に活用する物流ネットワークを構築した。また、森林認証材委員会の認証を受けて『富士山 桧輝(ひのき)』としてブランド化した。
対象林は、富士宮市の日本製紙北山社有林で、年間産出能力は4000立方㍍前後。ヒノキ材は、SGEC総合管理マニュアルに従い、富士ひのき加工協同組合が製材・加工、マルダイがプレカット工場で実際の住宅建築
で使う寸法の材料に加工し、大工・工務店が住宅に使用する。森林からエンドユーザーまでの循環システムを構築したかたちだ。ヒノキ材を対象にしたシステムは、全国でも珍しく、県内では初めて。さらに森林認証材委
員会では、適切に管理された森の木(地元産の富士山ヒノキ)を積極的に住宅づくりに採用し、CO2排出量削減に貢献しようとしている。
森林認証材委員会のメンバーは、建築工房わたなべ(富士市)、LOHAS(富士市)、エコフィールド(富士市)、澤田建築(富士市)、大功建設(静岡市清水区)、ダイアリビング(長泉町)、植松一級建築士事務所(沼津市)
、工藤建設(沼津市)、三和建設(静岡市清水区)、常木工務店(静岡市駿河区)、マルダイ(富士市)、富士ひのき加工協同組合で構成。