ID : 11721
公開日 : 2009年 5月14日
タイトル
坂井・鳴鹿小学校がエコ改修へ 間伐材燃料の暖房など
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20090515/CK2009051502000017.html
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元urltop:
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写真:
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省エネや環境に配慮した坂井市鳴鹿小学校校舎のエコ改修事業が今夏に着工される。新聞紙を再利用した断熱材を使ったり、県内産間伐材を加工した燃料で暖房したりするなど、ユニークな試みが随所に
取り入れられている。
老朽化による改修工事で、2006年12月に環境省のエコ改修事業のモデル校として選定された。
県内産間伐材を使用したペレット状の燃料を使用したストーブを導入し、戸外との断熱、室内断熱を充実した。特に室内断熱には古新聞を加工して作られる「セルロースファイバー」が使われる。
各フロアには二酸化炭素(CO2)排出量が分かる「省エネナビ」を取り付ける。また、床は磨いたり削ったりして、既存のものから再生する。
工事中に使う仮設教室は2教室とし、建設の際の無駄もあらゆる面で削る。
耐震補強も同時に行い、来年3月中旬に完了する予定。全体の事業費は約4億3000万円で、このうち国からの補助は約2億円が見込まれている。