ID : 11720
公開日 : 2009年 5月15日
タイトル
間伐材使った45種の木工品紹介 西川の研究会、カタログ作る
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新聞名
山形新聞
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元URL.
http://yamagata-np.jp/news/200905/16/kj_2009051600286.php
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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西川町の製材業者と建築業者、西村山地方森林組合で組織する「月山やまぢから研究会」(渡辺敏博会長)は、地元産の間伐材を使った木工製品を紹介するカタログを作成した。ログハウスや本棚、作業台
といった組み立てキットなど、バラエティー豊かな45品目を掲載している。
豊かな山林を誇る同町だが、林業の衰退で山は荒廃しつつある。同会は山林の荒廃に歯止めをかけ、資源を有効活用しようと、2005年度から西山杉の間伐材を活用した木工製品作りに取り組んできた。品数と種類が
そろったため、今回初めて全商品を紹介するカタログを作った。
商品は、07年に販売を始めた六畳一間サイズのログハウス(55万円)やウッドデッキ(9万8000円)のほか、ファミリーテーブル(5000円)やカフェチェア(4500円)といった家具キットなど。ボルトで固定するだけのシン
プルな設計のものも多く、誰でも簡単に作れるという。ほとんどの商品は組み立て費用を払えば、完成品を購入することもできる。あんどんや一輪挿しといった小物も扱っている。
カタログはA4判8ページで3000部作った。今月中に県内や宮城県内の高速道路のサービスエリア、道の駅などに置く予定。商品によっては送料が高くなるため、「マイカーで受け取りに来てもらえれば」という考え。渡
辺会長は「木のつやの良さが売り。手ごろな価格設定にしているので、多くの人に木工製品を使ってみてほしい」と話している。問い合わせは研究会事務局0237(74)3181。