ID : 1161
公開日 : 2006年 6月10日
タイトル
首伸ばしムシャムシャ キリン展示場にクヌギの木 いしかわ動物園
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ikw/20060610/lcl_____ikw_____004.shtml
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元urltop:
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写真:
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能美市のいしかわ動物園で飼育されているアミメキリンの屋外展示場に、餌となる葉っぱがついた高さ約八メートルのクヌギの木がお目見えし、キリン本来の生態が観察できるようになった。
キリンは三十-四十センチあるといわれる長い舌と、門歯や犬歯をうまく使い、木の葉をむしり取るようにしながら食べるが、これまで屋外展示場に木がなかったため、えさ箱に顔を埋めながら食べていた。そこでキリ
ン本来の食習慣をと、葉っぱや小枝のついた同園敷地内の間伐材を活用することにした。
クヌギの木を立てると、雄のジェブと雌のイザベルは早速、首を伸ばして木の葉や枝を食べていた。餌の葉っぱなどがなくなり次第、間伐材を入れ替える。山本康夫園長は「こうした取り組みで、飼育している動物のス
トレスなどが解消されるようになる」と話している。