ID : 1073
公開日 : 2006年 5月26日
タイトル
緑の再生、未来へバトン 王滝で中日森友隊が苗木植樹
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20060528/lcl_____ngn_____000.shtml
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元urltop:
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写真:
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県西部地震の崩壊地に緑を再生する行事「未来世紀へつなぐ緑のバトン」(中日新聞社などでつくる実行委員会主催)が27日、王滝村で2日間の日程で始まった。
愛知、岐阜、三重県民による森林育成ボランティア・中日森友隊や村内の牧尾ダムとつながる愛知県の愛知用水土地改良区関係者など約250人が参加。開会式で地元の瀬戸普(ひろし)村長は「恩恵を受けるすべて
の人に森づくりにかかわってほしい。皆さんはその先達です」と、植林への協力を呼びかけた。
参加者は地震で土石流に覆われた一帯で、王滝のドングリから育てたミズナラを含む千本余りの苗木を植えた。愛知県の栗本紀子さん(65)=刈谷市=と大野節子さん(62)=東郷町=姉妹は「来るたびに木の成長が
楽しみ。豊かな水をつくる力になれれば」と話した。
この日、木曽川源流の木祖村では名古屋市の特定非営利活動法人(NPO法人)緑の挑戦者(伊藤健一理事長)が募った愛知や岐阜県の約40人がヒノキ林の手入れをした。
上松町の赤沢自然休養林でも中部森林管理局名古屋事務所の呼びかけで、愛知県内のボランティアら約30人が遊歩道沿いの木の根を守る木材チップ舗装の作業をした。