ID : 10735
公開日 : 2009年 3月 3日
タイトル
国産材使用の紙パック「カートカン」 福岡で回収・再利用へ ポッカ、5月にも導入
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/80857
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元urltop:
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写真:
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ポッカコーポレーション(東京)は、5月にも、国産材を利用した紙パック「カートカン」飲料を回収・再利用する循環システムを、福岡県内で導入する。都内以外では初めて。環境に優しく、国内林業の支援に
もつながるとしている。
カートカンは欧州で広がり、国内ではポッカが1996年に採用、現在は同社だけで年間約2400万本(2008年)を販売。有効利用されていない間伐材を材料の一部に使っている。
同社は07年から業界で初めて、都内でカートカンを分別回収してトイレットペーパーに再生している。今回、回収業者の質が高く、製紙工場の協力が得られた福岡市と福岡県春日市、北九州市で導入することにした。3
市内のビルや路上の自販機から分別回収し、北九州市の工場でトイレットペーパーに再生する。
同社カートカン事業推進グループの樽谷俊彦係長は「循環システムのコストは高いが、環境貢献として福岡に定着させたい」としている。