ID : 10689
公開日 : 2009年 2月27日
タイトル
間伐材で名刺作り 森づくりアピール 島根県緑化推進委など
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新聞名
山陰中央新報
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元URL.
http://www.sanin-chuo.co.jp/shop/modules/news/article.php?storyid=510385042
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元urltop:
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写真:
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「あいさつで始めるエコ運動」をキャッチフレーズに、島根県緑化推進委員会や県内の森林関係団体などで組織する「しまね森づくりコミッション」が、県産の間伐材で作った紙を使って「木づかい名刺」の取り
扱いを始めた。代金の一部を間伐の費用に充てて森づくりへつなげるのが狙いで、県民に協力を求めている。
国産材製品を身近に取り入れ、森林を活性化させながら二酸化炭素を減らそうと、林野庁が二〇〇五年度から取り組む「木づかい運動」の一環。誰でも気軽に参加でき、草の根で活動の輪を広げるため、同コミッション
が企画した。
森林の四割が人工林の日本は、採算性の低下で下刈りや間伐などが行われず、二酸化炭素の吸収や国土保全などの機能が生かし切れていない森林が全国的に増えているのが現状。早急な整備が求められている。
主催団体の一つで、NPO法人もりふれ倶楽部の野田真幹事務局長は「実際に間伐を手伝うのは大変だが、名刺を作ることで森づくりに協力できる。ぜひ多くの方に使ってほしい」と呼び掛けている。
代金は百枚二千五百円で、三百円の間伐代を含む。四月三十日までは、抽選で三十人に島根の特産品セットをプレゼントするキャンペーン中。問い合わせは、木づかい名刺キャンペーン事務局の杉原さん(電話0852
・20・2577)。