1. HOME
  2. 7.木材林業
  3. Webニュース 林業編 TOP
ID : 9546
公開日 : 2008年 11月25日
タイトル
廃木材使うペレットストーブ導入 豊岡・中竹野小
.
新聞名
神戸新聞
.
元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/0001585194.shtml
.
元urltop:
.
写真:
  写真が掲載されていました
.
廃棄木材のおがくずなどを固めた「ペレット」を燃やして暖をとることで、化石燃料よりも地球環境に優しいとされる「ペレットストーブ」が二十五日、豊岡市竹野町轟の中竹野小学校に導入され、初めての火が 入った。環境学習に取り組む児童らは、燃料のペレットを交代で補給。一冬を通じてぬくもりを感じながら、身近なエコについて考える。(大山伸一郎)

 ペレットストーブは、農林水産業の廃棄物などをバイオマス(生物資源)として活用する「バイオマスタウン構想」に取り組む豊岡市が、昨年度から導入。一シーズンで一台あたり約四・五トンの二酸化炭素を削減できる とされ、燃料代も抑えられるという。市庁舎ロビーなど市民の目につく場所への設置を進めている。
 但馬の学校では初めての導入となる同校は、これまでにも校区内で作った菜種の油を学校給食に使うなど、地域での環境学習を進めてきた。この日は、早速全十教室で十八台が稼働。子どもたちは燃料となる木片の においをかいだり、ゆれる炎に手をかざしたりしながら、灯油を使う場合との環境に与える影響の違いなどを学んだ。三年生の高橋諒太君(9つ)は「においが全然違う。これで地球に優しくできるかな」と興味津々だった 。
 同市では年内にも、さらに市内五カ所に設置する計画。来年度以降は市内のほかの小学校にも、順次導入していく予定という。