ID : 9536
公開日 : 2008年 11月28日
タイトル
林業再生へ意見交換 盛岡で全国研究発表大会
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新聞名
岩手日報
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元URL.
http://www.iwate-np.co.jp/economy/e200811/e0811271.html
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元urltop:
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写真:
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全国林業試験研究機関協議会(会長・村山巧県林業技術センター所長)主催の全国林業技術研究発表大会は26日から2日間の日程で、盛岡市盛岡駅西通1丁目のいわて県民情報交流センター(アイーナ)で
始まった。
各都道府県の林業試験研究機関から研究者ら約200人が参加。開会式で村山会長は「この機会に幅広く意見交換し、林業再生のための議論を深めてほしい」とあいさつした。
研究功績賞10人の表彰が行われ、本県からは木質バイオマスエネルギー利用技術の開発に取り組んだ、県林業技術センターの多田野修主任専門研究員が受賞した。
富士通総研経済研究所主任研究員の梶山恵司氏が「日本林業のパラダイムシフト」と題して講演。梶山氏は「森林の多面的機能を引き出すために、保育から利用への転換が必要」と強調し、「戦後の拡大造林から50年
を迎える森林が増えた今は、日本の林業にとって千年に一度のチャンスだ」と力説した。
同大会は毎年、林業技術シンポジウムとして東京都内で行われており、地方開催は今回が初。27日は4つの分科会が開かれる。