ID : 9338
公開日 : 2008年 11月12日
タイトル
ファーストエスコ、チップ用原料に間伐剤 建築廃材減少で
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081111c6b1102a11.html
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元urltop:
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写真:
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省エネ支援や発電事業を手がけるファーストエスコは広島、山口両県の森林組合と組み、間伐材や枝などの残材をチップ化して、グループ企業の発電所、岩国ウッドパワー(山口県岩国市、鳥渕修社長)と
建材大手の永大産業に供給する。11月中にも開始し、来年2月までに2800トンを供給する。両社とも建設廃材を利用してきたが、一部を間伐材に切り替えることで、安定的な原料調達の体制を作る。
チップ用の木材を供給するのは広島県安芸太田町の太田川森林組合と9つの森林組合で構成する山口県森林組合連合会(山口市)。木質系廃材のリサイクルを手がける飯森木材(山口県宇部市、飯森浩一社長)がチッ
プ化や輸送を担当する。
岩国ウッドパワーは木質チップを燃料とするバイオマス発電所で、1時間当たりの出力は1万キロワット。年間約10万トンの建設廃材などを燃料として使用している。このうち、まず2000トンを間伐材などに切り替える。