ID : 9192
公開日 : 2008年 10月29日
タイトル
中国木材が日向進出 地元林業団体と覚書調印 時期は未定
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新聞名
西日本新聞
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元URL.
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/56349
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元urltop:
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写真:
木材業界の記事です
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宮崎県日向市に進出を計画している製材会社大手・中国木材(本社・広島県呉市)と宮崎県の林業3連合会は28日、進出に関する覚書に宮崎市で調印した。地元製材業者との共存を図るため、原木調達につ
いて協議することなどを定めた。同社は今後、進出予定地を所有する旭化成と土地取得に向けた交渉に入るが、進出時期については「経済状況をみながら判断する」としている。
同社の九州進出は、佐賀県伊万里市に続き2カ所目。計画は3段階に分かれており、製材所、乾燥施設、集成材工場の順番で建設する。同社はスギの曲がり材や間伐材などを扱う予定で、宮崎、大分、熊本、鹿児島の
各県から最大で年間計30万立方メートルの原木を調達。投資額は計約70億円で最終的には220人の雇用を見込んでいる。
進出計画をめぐっては、地元を中心に「原木の奪い合いになる」などと賛否が分かれていたが、県木材協同組合、県森林組合、県造林素材生産事業協同組合の3連合会でつくる検討会が今年7月、条件付きでの進出容
認を決めていた。
調印式後の会見で堀川保幸社長は「資源と港が近くにある日向であれば世界との競争が可能で、経済環境は(金融危機で)激変しているが必ず進出する」と話した。