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ID : 8980
公開日 : 2008年 10月 4日
タイトル
足工大付高が群馬県の里山にツリーハウス
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新聞名
下野新聞
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元URL.
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20081004/59895
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元urltop:
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写真:
  写真が掲載されていました
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足利工業大付属高建築科の生徒が、群馬県千代田町の平地林でツリーハウス「さとやまとりで三号」の建設に取り組んでいる。三階建てのハウスと空中デッキから成る五年がかりの大型プロジェクト。平地林 を整備管理する市民団体「里山クラブ」の指導を受けながら、生徒たちは設計から建築まで一貫して体験することで学習効果を上げている。
 ツリーハウスを実習に採り入れているのは建築科の山口広訓教諭。山口教諭は足利工業大大学院の学生の時、同クラブの活動に共感して参加、論文でも取り上げた。高校教諭になってから同クラブの川原幸司代表と 相談してハウス建設を決めた。
 建設が始まったのは二〇〇六年四月。同校では毎年度この企画に参加する三年生を募り、四月から九月まで週一回現地を訪れる。完成するのは二〇一〇年の秋の予定。ハウスは第二子供広場の拠点施設にする考え で、コナラの大木を軸に三階建て、高さ九メートルのハウス「楽しむ棟」と延長三十メートルのデッキ「回遊路」を造る計画。これまでにハウスはおおむね完成し、現在はデッキの建設に取り組んでいる。
 茂木悠君(18)は「でこぼこした間伐材なので作業は難しいけど、小さな子供のころに戻れたようでとても楽しい」と建設に励んでいる。
 山口教諭は「材料を入手することから始まり、もの作りの楽しさを生徒に体験させることができる。二年後には立派な施設を完成させたい」と話す。
 同クラブは一九九九年に川原さん夫妻が設立。自宅近くの荒れ果てた平地林を再生しようと、下草刈りや間伐、ごみ拾いなどの整備を続けた。活動に協力する会員も次第に増え、今ではビオトープや子供広場など遊び や学習の場になっている。
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