ID : 8747
公開日 : 2008年 9月 9日
タイトル
燃油高に負けず漁獲増を 魚津の漁業者、沖合に10基設置
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20080909ddlk16040705000c.html
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元urltop:
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写真:
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魚津市の漁師10人でつくる「市4地区沿岸漁業者グループ」(笠間武志代表)が8日、県産の間伐材や貝殻を活用して製作した魚のすみかとなる「人工漁礁」を、市内の海底に設置した。燃油高で漁業経営が
圧迫されるなか、国と市の助成を受けて漁獲高の増加を目指す。
水産庁の水産業燃油高騰緊急対策事業に選ばれ、費用約350万円のうち160万円を市が、残りを国が補助する。1メートル四方の鉄枠内に、間伐材とカキの殻を入れた人工漁礁10基を製作した。
この日は、業者らがクレーンと船を使い、沖合数十メートルの海底に人工漁礁を1基ずつ沈めていった。1年後、海草の生育状況や効果を確認する。市農業水産課は「市内では漁獲高が減少傾向にある。今後も民間の
知恵を活用し、漁業を活性化させたい」と話している。【