ID : 8571
公開日 : 2008年 8月22日
タイトル
間伐材、そのまま燃料に 山形屋が外国製ボイラー国産化へ
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080821c3b2104f21.html
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元urltop:
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写真:
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金属加工品製造の山形屋(栃木県大田原市、加藤利勝社長)は「ガシファイヤー」と呼ばれる外国産ボイラーの国産化に乗り出す。間伐材や廃材など木であれば燃やすものを選ばないのが特徴。灯油価格が
高騰している中で燃料費の抑制につながるほか、廃材も活用できる環境に優しいボイラーとしての魅力をアピールする。今年度末の商品化を目指す。
ガシファイヤーは木材を燃やす一次燃焼室と、燃焼後に出るガスを燃やす二次燃焼室とで構成。燃焼室の回りに水を循環させることで、冷水を70―90度の温水に変える。一次燃焼室は奥行きが1メートル以上あるた
め、まきのように形をそろえる必要がなく、「間伐材をそのままくべることができる」(森英治営業企画部長)のが特徴。
灯油価格が高騰している中で、旅館やビニールハウスなどでの需要を見込んでいる。灯油ボイラーと比べると、ランニングコストは5分の1から25分の1に削減できるという。