ID : 8438
公開日 : 2008年 8月 3日
タイトル
ハナミズキ植樹でCO2削減 名古屋・昭和区の木、今秋から運動開始
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080803/CK2008080302000042.html
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元urltop:
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写真:
写真が掲載されていました
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名古屋市昭和区の伊勝学区は、区の木を学区内に植える「ハナミズキ100本運動」を展開する。地域全体が取り組む緑化活動で、CO2削減を目指す試みという。
昭和区は1989年の市制100周年記念の区民投票で、ハナミズキを区の木に選定した。アメリカ原産で樹高10メートルぐらいにまで成長するが、樹形が整いやすく家庭でも育てやすいという。
伊勝学区連合会が主唱し、11町内に賛同を呼び掛けており、今秋、2年生の苗木の植樹を予定している。学区は4200世帯、人口7500人。昭和区の中でも古くからの住宅街で、団結力が自慢。資金は連合会が調達し
、現在、植樹を希望する家庭を募っている。
2010年にCOP10が開かれる市で、CO2削減に「地域全体が取り組む姿がなかなか目に見えにくい」(同連合会)ため、植樹を通して地域ぐるみの姿勢をアピールする。
区も「11学区あるが、学区全体で植える地区はなく、今までなかった新たな試み」と受け止め、植樹に協力していく。連合会の横井恒満会長(73)は「一家に1本からスタートする。植樹はやればやるほど、目に見える成
果がある」と期待している。