ID : 8416
公開日 : 2008年 7月31日
タイトル
港区立エコプラザ 間伐材で打ち水桶作り
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新聞名
毎日新聞
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元URL.
http://mainichi.jp/life/ecology/select/news/20080730ddlk13040373000c.html
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元urltop:
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写真:
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毎日新聞社水と緑の地球環境本部が港区立エコプラザ(港区浜松町1)に開局中の移動支局「水と緑の環境週間」では、29日もさまざまなイベントが行われた。午前10時からは子供向けの体験講座「打ち水
桶(おけ)をつくろう」が開かれ、参加者が真剣な表情で取り組んでいた。
指導したのは、池田木材(長野県上松町)の池田聡寿社長(47)。同社が所有する約50ヘクタールの木曽ヒノキの林から切り出された間伐材で、打ち水用の桶を作った。間伐材の活用に取り組む同社は、断面積の小さ
い木材を有効活用するため、八角形の桶を考案したという。約20人の参加者を前に池田さんは「ヒノキが同程度まで成長するには、木曽では九州の10倍も時間が掛かる」と木曽ヒノキの貴重さを訴えかけた。
その後、参加者は池田さんの指導で、ヒノキの香りがする材料を丁寧に組み立て、桶を作り上げた。小学1年の飯塚璃人くん(6)は「すき間がないように組み立てるのは難しかったけど、面白かった。また来てみたい」と
話していた。
子供向けの体験講座は31日と8月1日にも開かれる。