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ID : 8366
公開日 : 2008年 7月24日
タイトル
CO2排出、植林で相殺 県が試行
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新聞名
福井新聞
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元URL.
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=4566
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元urltop:
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写真:
 
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福井県のイベントで排出した二酸化炭素(CO2)を植林で計算上相殺する「カーボンオフセット」を実施するため、県は22日、イベントで集めた募金を協力団体に送った。イチョウとサクラの苗木計50本を 植林してもらい、排出量相当のCO2を吸収する。
 地球温暖化防止の県民運動「LOVE・アース・ふくい」の一環として、6月1日に県生活学習館で開いた同運動の推進大会でカーボンオフセットの試行を企画した。県の事業に取り入れるのは初めてという。
 推進大会の参加者約300人の半数が自動車で来場したとして、計696キロのCO2を排出したと推定。会場の電気使用分148キロを合わせ、大会全体の排出量を計844キロと見積もった。
 これに対し、募金活動で集まった4万4239円で、イチョウ30本とサクラ20本の苗木を植林する。成木になれば、イチョウは年間24キロ、サクラは同21キロのCO2吸収が可能。50本で年間計1140キロを吸収で き、推進大会の排出量を相殺する計算となる。
 植林は、坂井市三国町のNPO法人「三国湊魅力づくりプロジェクト」の協力を得て実施。同法人は町おこし活動の一環で里山保全に取り組んでおり、来年3月ごろに東尋坊周辺の約3ヘクタールで50本を植える予定。
 募金の贈呈式で、県の城越芳博安全環境部企画幹が「カーボンオフセットは新しい考え方。さまざまな範囲に広げ、一層のCO2削減活動につなげたい」とあいさつ。目録を受け取った同法人の山崎一之副理事長は「多 くの人が制度を理解して、CO2削減や里山の復活に少しずつ協力してほしい」と話していた。
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