ID : 8365
公開日 : 2008年 7月24日
タイトル
植樹で二酸化炭素相殺 福井県、三国のNPOに運動支援
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新聞名
MSN産経ニュース
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/fukui/080723/fki0807230313000-n1.htm
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写真:
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イベントで募った募金で植樹などを行いイベントで発生した二酸化炭素を相殺する「カーボンオフセット」のモデル事業として、県は22日、坂井市三国町で里山の回復に取り組むNPO「三国湊魅力づくりプロ
ジェクト」に約4万4000円を贈った。NPOは来年3月ごろにイチョウやサクラ50本を東尋坊近くに植樹する。
県は6月に実施した地球温暖化防止の県民運動「LOVE・アース・ふくい」推進大会で初のオフセットを実施。大会には300人が来場しており、県の試算によると半数が自動車で来場したと仮定して二酸化炭素排出量は
696キロ。これに会場の電気使用量から換算した排出量148キロを加え、合計844キロが排出されたとしている。
一方、植樹では年間で24キロの二酸化炭素を吸収するイチョウを30本、21キロを吸収するサクラ20本を植樹し、年間で1140キロを相殺する計算になる。
この日、県庁で伝達式が行われ、山崎一之副理事長(60)に募金が手渡された。山崎副理事長は「雑木林は世話の手が入らず、松枯れも末期的になっている。山の復活のために努力していきたい」と話した。