ID : 7986
公開日 : 2008年 5月31日
タイトル
林業史の資料を一元保存へ
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新聞名
47NEWS
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元URL.
http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008053101000442.html
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元urltop:
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写真:
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林野庁は31日までに、同庁の出先機関が所蔵する江戸時代以降の林業史の資料約1万6000点について、一元的に保存し広く研究に役立ててもらうため、本年度中をめどに国立公文書館に移管することを
決めた。
林野庁によると、資料は全国7カ所の森林管理局やその出先事務所が所蔵。これまでの調査で、江戸時代の1687(貞享4)年に書かれた検地帳が見つかり、青森・津軽地方の水田や山林の面積が記されていた。明治
時代の長野・木曽地方の皇室御料林に関する資料も、当時の森林整備の在り方を知る上で重要性が高いという。
ただ未整理のまま段ボール箱の中に埋もれている資料も多く、国立公文書館に集約し重要性などを分析してもらう。国立公文書館は当面、茨城県つくば市の分館で資料を保管し、公開する。