ID : 7936
公開日 : 2008年 6月 9日
タイトル
林業収穫のPCシステム開発
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新聞名
中国新聞
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元URL.
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200806090021.html
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元urltop:
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写真:
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広島県立総合技術研究所林業技術センター(三次市)は、パソコンを使ってスギやヒノキ林の将来の収穫量や収入を予測するシステムを開発した。計画的な林業経営を促す狙いで、森林組合や業者らへの普
及を図る。
システムは、現在のスギやヒノキの樹高や本数、間伐の状況などのデータをパソコンに入力することで、10―60年程度後に伐採できる丸太の太さや本数を試算。現状の市場価格に基づいた将来の収入を予測するほか
、間伐の回数による森林価値の上下動などもシミュレーションできる。
スギやヒノキは土壌などの環境によって生育状況に差が出やすく、長期的な収支見込み計画などが立てにくいのが現状という。センターは2005年度から県内森林の実態調査を進め、各データを解析した上でシステム
を完成させた。