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ID : 7929
公開日 : 2008年 6月13日
タイトル
アンズの花、黄土に咲いた
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新聞名
MSN産経ニュース
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元URL.
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080613/env0806130825000-n1.htm
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写真:
  写真が掲載されていました
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黄褐色の大地を車で走り抜けると、あちこちに巨大な浸食谷が姿を現す。乾ききった黄土高原の荒涼たる風景は、火星に来たような錯覚を覚えるほどだ。五輪開催を控え、建設ラッシュに沸き返る北京から 西へ約300キロ。特定非営利活動法人(NPO法人)「緑の地球ネットワーク」(大阪市)の高見邦雄事務局長(60)は中国山西省第2の都市・大同市の周辺に広がる黄土高原で、16年前から緑化事業を続けてきた。
 当初は村人から「日本鬼子(リーベン・グイズ)」とののしられ、苗木が野ウサギに食われて全滅するなど失敗の連続だった…。
 □最大級の感謝
 「日本のボランティアの皆さんは自ら進んで中国の植林活動に取り組んでくれました。中国政府は、高見邦雄さんが14年連続で延べ2500人を組織して山西省大同の植樹を続けられたことを高く称賛し、心から感謝して います!」
 昨年9月、北京で開いた第2回日中省エネ環境フォーラムの開幕式で、曾培炎(そばいえん)・中国副首相(当時)は挨拶(あいさつ)をこう締めくくった。
 日本は総額約3兆3000億円の政府借款で中国の近代化を支援してきたが、なかなか感謝の言葉はなかった。その中国要人が両国政府・企業関係者1000人が参加した重要イベントの冒頭、最大級の謝意を表したの である。
 「高見さんてだれ?」
 ざわめく日本側の中で、経団連の青山周(めぐり)アジアグループ長は気分が高揚するのを抑えられなかった。
 青山さんが高見さんと知り合ったのは1998年。経団連が中国の緑化に協力しようと東京で開いたフォーラムがきっかけだ。
 「中心メンバーの一人として参加してもらった。裸一貫、資金ゼロで難事業を始めた人だけに話はリアルで迫力満点でした」
 高見さんの主な緑化事業は1万4000平方キロに及ぶ大同市の周辺部、東西南北の6カ所で進んでいる。これまでに合わせて5300ヘクタールの土地に、1730万本の木を植えた。
 黄土の農民は水不足で極貧にあえいでいる。高見さんは「農民が貧困から抜け出すには子供に学校教育を受けさせることが先決」と考え、小学校に付属のアンズ果樹園を造った。その収入は授業料に充てる。
 市南部の渾源県呉城郷をはじめ、約50の果樹園を建設し、農民もこれに倣ってアンズ栽培が広まった。春には満開のアンズの花で、黄土高原が桜色に染まる。
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