ID : 6719
公開日 : 2008年 3月13日
タイトル
里山活用へ、手入れに汗 南丹・八木 住民ら下草刈りや間伐
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008031300100&genre=K1&area=K40
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元urltop:
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写真:
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森林資源の有効活用などを目指す、京都府南丹市八木町の住民組織「NPO森林・環境ネットワーク」が、同町の里山の手入れを進めている。これまで活動の拠点としてきた同町玉ノ井の「大鳥羽冒険の森」以
外の里山でも、下草刈りや間伐などを始めた。
同ネットワークは、同町の森林保全にかかわる住民らが昨年結成した。新たな里山の手入れは、樹木の成長を活発にして森林の環境を整えたり、子どもたちを対象にしたイベントに使える場所をつくろうと、昨年末から
同町の里山2カ所で開始した。手入れで伐採した竹や雑木も、燃料や炭の原料、イベントで使う資材などに活用している。
このほど、今月20日に催す子ども向けのイベントのため、メンバーが所有する同町船枝の里山の手入れを行った。邪魔になる散策路の枝を切ったり、落ち葉をかき集めたりした。今後は、大きくなり過ぎた広葉樹の間
伐なども行うという。
同ネットワークの用澤修さん(52)=同町船枝=は「放置されている森林に人の手を加えることで、森林保全や森林資源の活用など、よい循環を生み出したい。森を手入れする面白さや大切さが、徐々に地域に広がって
いけば」と話している。手入れに参加するメンバーも募っている。連絡は電子メールで。アドレスはmail@nposhinrin.net