ID : 6574
公開日 : 2008年 3月 4日
タイトル
役立つ住宅情報:檜の安らぎ 先着100邸、樹齢80年大黒柱
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新聞名
毎日jp
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元URL.
http://mainichi.jp/life/housing/news/20080221ddm010100021000c.html
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元urltop:
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写真:
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住友林業は、設立60周年を記念して、同社の環境技術を結集した住宅「MyForest-大樹(マイフォレスト-たいじゅ)」を発売した。主要構造材の国産材比率は100%で、内装材も国産杉を使用。先着100
邸には、四国の社有林で育てた約80年生の檜(ひのき)を大黒柱として提供する。太陽光や自然の風を活用した「涼温房」設計によって、夏は涼しく、冬は暖かい住まいを提案する。価格は3.3平方メートル当たり72万
円台(税込み)から。
最大の特徴は、柱、土台、はりなどの主要構造材に国産檜100%の集成材である「スーパー檜」を採用している点。耐震性や耐久性など子、孫の世代まで住み続けていくことを可能にする構造躯体(くたい)にした。
100邸限定で提供する檜の大黒柱は、約80年前に愛媛県・高知県にまたがる同社の社有林に植えられた檜を使用。太さ6寸(約18センチ)角の一番玉といわれる根元近くの太い幹から取れる節の少ない材で、美しい
仕上がりになるという。
ドアなどの建具や床材、階段、手すりなど内装材にも、木目が緻密(ちみつ)な久万(くま)杉などの国産杉を提案。自然な色合いによってモダンで明るい室内空間を演出する。
また、冷暖房設備に頼り切らない住まい方として、自然の恵みを生かし夏の暑さを和らげて「涼しさ」を呼び込み、冬の寒さをしのぎ「温(ぬく)もり」を作り出す「涼温房」の設計手法を採用。太陽光を室内に取り込み、熱
を蓄える「太陽の設計」と、風の通り道を作り涼しさを呼び込む「風の設計」、植栽など緑の力を生かし天然空調を実現する「緑の設計」の三つを組み合わせ、冷暖房機器の使用時間を抑制できるようにした。
室内壁には調湿・消臭性能が高い自然素材の火山灰(シラス)を主原料に採用、外装も天然の土や貝殻、サンゴを混ぜた「シーサンドコート」を使っている。さらに、給湯関連設備でも、高効率給湯器や断熱浴槽などで、
家庭から排出される二酸化炭素(CO2)をできるだけ削減。環境負荷を最小限に抑える住宅へのニーズに応え、「快適さ」と「環境配慮」を兼ね備えた住まいを提案している。
問い合わせ先は、同社住宅事業部営業企画部(0120・217・555)。