ID : 6328
公開日 : 2008年 2月14日
タイトル
森林乱伐地主に赦免はない
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新聞名
サンパウロ新聞
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元URL.
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=12&DO_N_ID=21294
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元urltop:
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写真:
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エスタード紙日曜版が、「アマゾン熱帯雨林を規制を無視して伐採した地主に対する罰則を免じる案を連邦政府が検討中」と報じたことが全国的な反響を呼んだ。
環境保護主義者の一有力議員は、政府の森林保護取り締まりの失敗を露呈する。シウヴァ環境相はただちに辞任すべき、と批判した。
環境相は一一日共同記者会見を開き、政府に保護規制の熱帯雨林伐採地主に対する罰則を免じることはない。 今日午後、官営銀行代表らと会談し、規制無視の伐採を行った地主らへの融資を行わないよう伝えたと
のべた。
同紙が報じたのはアマゾニア・レガゥと呼ばれている域内の地主らが、所有林の二割以上の面積を伐採しているが、全体の五〇%を再植林で補えば罰則を免じるという案。
今回の環境相の否定によって環境省内が大臣と次官間で意見が二つに分かれていることが察しられる。
一九九六年まで、地主には五割までの森林伐採が認められていた。それが年三万km平方の伐採を来たしたことからカルドーゾ政府は急遽暫定措置令一五一一号を発令、八割を森林のままに、伐採は二割までと決め
た。九六年以後に伐採したものには再植林で補うよう義務付けた。
連邦政府は一一日、官営銀行のみでなく民間銀行にもアマゾンの乱伐地主に対するプロジエクトへの融資を中止させる方向で会議を開いた。
プラナウト宮は四月までに各金融機関が関連詳細データーを準備するよう求める。