ID : 5614
公開日 : 2008年 1月19日
タイトル
環境木のシデコブシ植樹 御嵩の上之郷小児童
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080119/CK2008011902080505.html
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元urltop:
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写真:
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御嵩町の上之郷小学校児童が18日、県の大気環境木であるシデコブシの苗木を植樹する催しが、新丸山ダムの資材運搬道路沿いであった。
地元のダム事業へ理解を深め、大気環境問題について知ってもらおうと、国交省ダム工事事務所が主催した。
参加したのは5、6年生約30人。教室で樹木が二酸化炭素を吸収するメカニズムについて学んだ後、バスでダム資材運搬道路に架かる前沢橋の工事現場を見学。ヘルメットをかぶって6割方完成した橋の上に立ち、
緊張材を利用した工法の説明を受けた。
その後、資材運搬道路沿いの土の肥えた町有地の斜面に1人1本ずつ苗木を植えた。5年生の高木由希乃さん(11)は「元気に大きく育ってほしい」とスコップを持つ手に力を込めていた。
シデコブシは東海地方の限られた地域にのみ分布する固有種。開発などで減少しつつあり、絶滅危惧(きぐ)種に分類されている。空気をきれいにする能力の高い木として、県が環境推奨木に指定している。