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- ID:
- 31389
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0925
- 見出し:
- 《茶況》 防霜ファンの節電法開発
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元URL:
- http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20140925/CK2014092502000033.html
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- ◆島田の野菜茶業研究所
島田市の独立行政法人野菜茶業研究所は、防霜ファンの節電法を開発した。ファンは高さ４、５メートルに扇風機を備え、暖かい空気を地上部の茶の木に送り、新芽を霜害から守る。茶の木の近くに温度計を備え、一般的には気温３度を下回ると自動的に扇風機が回るように設定して使う。
研究で、風が強い日には上空と地上の気温差が小さく、送風の効果が薄いことが分かった。茶の木付近に加えて上空の扇風機付近の気温も測定し、送風効果が期待できる気温差がある場合に限って稼働するようにした結果、電気代を３０～６０％節約できた。
研究員の山田龍太郎さんは「温度計を一つ増やすのは仕組みが簡単で、稼働の確実性が高い」と話した。
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