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- ID:
- 31288
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0908
- 見出し:
- カラダの中からデトックス。フィンランド式サウナの入り方
- 新聞名:
- 日刊アメーバニュース
- 元URL:
- http://news.ameba.jp/20140908-614/
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- サウナの故郷フィンランドでは、「サウナから上がって1時間した女性がもっとも美しい」という言葉があります。「貧しい人にとってはまるで薬局のような存在」、「サウナのない家は家ではない」という言葉も。
フィンランドの人たちにとって、疲れたカラダだけでなく、休むまもない心・疲れきった精神にも癒しを与えてくれ、芯からリラックスさせてくれる場所、それがサウナなのです。
出産も行われた、神聖な場所「サウナ」 各家庭や仕事場、工場、スポーツセンターやホテル、ショップなど、約540万人の人口に対して330万以上のサウナがあるとされるフィンランドでは、国民の99%が1週間に1回はサウナに入るといいます。
その昔サウナは、女性が出産する場所として、結婚前の儀式、また死者の遺体をきれいに洗う場所として、サウナは神聖な場面でも使われたといいます。
ヘルシンキ在住のジャーナリスト、マーク・ボズワース氏がBBCに寄せた記事「なぜフィンランドはサウナを愛するのか("Why Finland loves saunas")」によると、サウナ内で、熱く焼けた石の上に掛水をすると噴出す" loyly"と呼ばれる蒸気の特徴を楽しむことが、サウナの醍醐味であるのだそう。
不思議なことに、サウナひとつひとつに固有の蒸気が存在し、同じものはないのだとか。スモークサウナ
(savusauna)、木のサウナ(日本のスポーツクラブでおなじみのもの)、電気サウナなど、いろんな種類がありますが、その蒸気の香りやきめ細かさ、動きの違いを肌で感じることができるなんて、非常に興味深いですよね。
アロマオイルをたらして健康に ヨーロッパではサウナ内でアロマオイルもよく使われ、のどや鼻の通りが悪いときにはユーカリのオイルを掛け水に数滴垂らし、乾いた石の上にかけて香りを楽しむといったものが人気です。
また最近はエンターテイメント性のあるサウナも登場し、例えばミュンヘン郊外のあるサウナではパンが焼かれ、あるいはマンハイム近くの巨大サウナでは、隣接した大きな池の鯉を見ながら入れる「水族館サウナ」などもあります。
「水着で入る」は邪道!? サウナに入るときは、裸であることが鉄則。なぜならば洋服に含まれるブリーチ剤などが熱にさらされると、アレルギーを引きおこしたりすることもあるのだそう。
また水着を着てサウナに入ると、発汗作用が減少するだけでなく、いやな匂いのためにリラックスできない、という単純な答えも。いずれにせよ、サウナの効果を最大限にうけられるよう、ドイツをはじめヨーロッパでは、サウナは基本的に裸ではいることがルールとされています。
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