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- ID:
- 30254
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0421
- 見出し:
- 三瓶山の山頂に新しいケヤキ造りの祠設置
- 新聞名:
- 山陰中央新報
- 元URL:
- http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=545403004
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 島根県大田市の国立公園・三瓶山(1126メートル)の山頂で20日、新しいケヤキ造りの祠(ほこら)が設置された。1981年に建立された来待石造りの祠(ほこら)が風雪で崩れたため、地元住民や市内の各種団体が昨年の三瓶山国立公園指定50周年を機に新調した。
祠(ほこら)は高さ約1メートル。屋根には石州瓦をふいている。「現代の名工」に選ばれた同市祖式町の宮大工、森下孝明さん(66)が製作した。昨年秋に完成したが、降雪のため山開き間近の20日まで設置が延期されていた。
20日は市内のボランティア約60人が祠(ほこら)を運搬。担ぎ手が交代しながら、同市三瓶町の西の原から山頂まで、通常より倍近い約2時間がかりでたどり着いた。
神事では、ご神体を新しい祠(ほこら)に移し、同市の観光関係者ら8人が玉串をささげた。市観光協会の山崎紀明専務理事は「無事に設置することができてほっとしている。来週の27日はいよいよ山開き。多くの登山者に新しい祠(ほこら)を見てほしい」と呼び掛けた。
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