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- ID:
- 30073
- 年度:
- 2014
- 月日:
- 0407
- 見出し:
- 千本桜の記念碑完成 「新名所」へ期待込め 松江市・大根島
- 新聞名:
- MSN産経
- 元URL:
- http://sankei.jp.msn.com/region/news/140407/smn14040702190002-n1.htm
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 桜で有名な島に-。松江市八束町で小中学生らが植樹した「千本桜」の記念碑が6日、完成した。NPO法人から地元組織に桜の木の管理を引き継ぐ引渡式が開かれ、参加者が満開の花を咲かせる日を期待した。
千本桜は、大根島北部の県道沿いの約3キロに植えられている。島の名所にしようと、NPO法人「斐伊川くらぶ」と町内の小中学生らが平成20年から4年をかけ、ソメイヨシノやカワヅザクラ、ササベザクラ計1016本を植樹した。
記念碑は、団体や個人などの寄付金約120万円の一部で建立。島で採掘された玄武岩(島石)製で幅181・5センチ、高さ82・5センチ。島根県の溝口善兵衛知事や鳥取県の平井伸治知事らが植えた桜の前に建てられ、碑文には植栽の経緯が刻まれている。
この日は悪天候で除幕式が中止となったが、溝口知事らが3メートルほどに育った桜の木を見学した。
引渡式には、今年度から桜の管理を受け継ぐ「やつか桜の会」のメンバーのほか、寄付者や市の関係者など約120人が参加。
斐伊川くらぶの小谷武会長は「大根島を花の島にしたい」とあいさつ。桜の管理マニュアルを受け取ったやつか桜の会の竹谷孝昌会長は「千本桜が桜の名所となり、地域振興を担うことを期待している」と話した。
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